飴と鞭を使いこなす
先日、健康診断でした。
結果は未だ出ずとも、気になるのはやはりアレ。
身長183cmに対し、体重は78キロ。
体重が出た瞬間、ベルトを取ればもっと低い。
そして全裸になればもっと低いんだっ!!と目で訴えかけましたが、多分だれも気づいていない。哀しみのレクイエムが脳内で流れた。
しかし一応、普通体重らしい。
適正体重よりプラス4キロ。まるまる太った分だと思った(´;ω;`)
しかし、体重計の正しさは一体誰が保障してくれるんだろうか?
人間は愚かな生き物で、よく間違える。
よく間違えるという点では、私が良い見本だと思う。
機械は人間が作るものだし、機械の正しさは誰も保障できない。
そもそも、あんな機械に私の何がわかるというのだ。
私の体は医者を除いて、自分自身がよくわかっている。
人見知りで、オタクで、ドールを始めようとしている少し腹が出ている20歳+10歳なのだ。機械にそんなことがわかるだろうか?
いや、わからない。
つまり私の体重は73.68キロ、そういうことになるのは自明の理という訳になる。
やったね、もちちゃん♪
体重問題について全て解決し、満足した男がここにいる。
嬉しさのあまり少し出た腹を「バシンッ!!」と軽快に叩く。
予想よりとても痛く、優しく擦ってあげた。
自分自身に、飴と鞭を使いこなす男になれた瞬間
私は、誇らしげであった。